【12,犬肉(タンコギ)】
 夕食に高麗食堂(コリョ・シクタン)で犬鍋を食べた。
 前に、日本の大久保にある朝鮮料理店で食べた犬鍋は、獣臭くて舌触りがコリコリとしていて苦手だった。
 しかしさすが本場、犬鍋は獣臭さがほとんどなくて、様々な調味料や食材を使用して長時間煮込んであったため肉が柔らかく味も複雑でとてもおいしかった。コラーゲンが豊富で、肌や関節に良いそうだ。
 朝鮮では、犬鍋は高級料理である。大事なおもてなしをする時に、まず選ばれるのは犬の肉、もしくはアヒルの肉である。
 2番目に鶏肉、3番目に豚肉、4番目に牛肉、の順番にランクが下がるそうだ。牛は普段農業に使われているのだが、老いて働けなくなった時に殺して食するので、肉のランクとしては低いそうだ。
 朝鮮では牧場で食用の赤犬が飼育されている。犬肉が高価なためと滋養がありすぎるため、現地の人は1ヶ月に1回ぐらいしか食べないそうだ。
 市民にとっては、犬肉以外の肉も高くてなかなか買えない、とガイドが言っていた。
上の写真にある2皿も犬肉料理だが、少し油っぽくて今ひとつだった。

メインディッシュの犬鍋(右上下写真)はとてもおいしかった。

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13.痩せた穀倉地帯と禿山