【10,チュチェ思想塔】
 チュチェ思想の創始者、故・金日成主席の革命業績を讃えるために、1982年に建設された。
 チュチェ思想とは、自己の運命の主人は自分自身であり、自己の運命を開拓するのも自分自身である、革命と建設を推進する源は人民にあるという思想である。
 つまり、人民が国の主人であるので、国家所有は人民の所有を意味し、私的財産は認められない。
 この大きな思想の傘下で、朝鮮労働党が主要政党として政治を行い、その下に国防委員会、政務院(内閣・行政)、最高人民会議(司法府・立法府)がある。
 この塔は、高さ170メートルで、夜にはライトアップされ、塔てっぺんの炎の部分はめらめらと燃える炎のように点灯する。
(経済困難、食料困難、電力事情も悪いのに、故・金日成主席を讃えるためには電力もお金も惜しまないのである)
 内部には、世界80ヶ国以上の政界、社会各界、チュチェ思想研究団体、親善団体から贈られた数多くの碑銘が埋め込まれている。日本語の碑銘もいくつかあった。

 自己の運命の主人は自分自身であり、革命と建設を推進する源は人民にあると言いながら、金日成・金正日父子が人民を支配しているのは矛盾していると感じた。
チュチェ思想塔
チュチェ思想塔の一階内部にある多くの碑銘
チュチェ思想塔の上部から見下ろす平壌の街
中洲に建っている高い建物が、羊角島(ヤンガクド)ホテル。

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11.6月9日第一中学校