2004年12月27日(月)「『こどもがききました。日本は朝鮮になにをしたの』(発行:映画「侵略」上映委員会)」

メールマガジンより

 今日は「こどもがききました。日本は朝鮮になにをしたの」(発行:映画「侵略」上映委員会)のご紹介です。
 世の中では、北朝鮮への反感や敵対感情が集団ヒステリーのように高まっています。
 読売新聞によれば、北朝鮮に経済制裁をすべきだという意見を持つ人が75%だということです。
 皆さんはどうお考えですか。
 拉致問題は、かつて日本が北朝鮮にした事を知らなければ語れないと思います。
 この本は、中学・高校生用にわかりやすく書いてありますが、学校の教科書から削除されている内容が細かく書いてあり、写真も豊富です。
 著者の森正孝氏は、朝鮮戦争時の米軍による細菌戦の実態を調査されていて、静岡大学の非常勤講師を務めるかたわら中学校の教員をされています。

 本の内容は次のようなものです。
 始めに日本が北朝鮮を侵略したのは、豊臣秀吉の時代でした。
 徳川家康の時代には国交回復しましたが、明治時代からは日本は北朝鮮などアジアに侵略ばかりしています。

 江華島(こうかとう)事件(1875年)
 これが、日本の北朝鮮侵略のはじまりです。
 日本軍は江華島を占領し、鎖国をしていた朝鮮を無理矢理開国させ、不平等な「日朝修好条規」を押しつけました。
 それは、日本との貿易には税金をかけない・日本人を裁判できない・日本のお金が使用できる、という不平等なものでした。
 この不平等をいいことに、日本商人は、朝鮮の食料や金を買い占めたり、田畑を取り上げました。
 朝鮮の人々は、食糧不足と値上がりに苦しみました。
 この頃から、朝鮮は日本の侵略と闘うことになります。

 日本の朝鮮侵略は日露戦争の頃から激しくなりました。
 日本は朝鮮に大量に軍隊を送り、朝鮮政府を銃剣や機関銃で脅し、「乙巳(うるさ)保護条約」を押しつけ、朝鮮(朝鮮は1897年に国名が大韓帝国となります)の軍隊も解散させました。
「乙巳(うるさ)保護条約」とは次のような条約です。
(1)日本軍が自由に行動できること。
(2)財政の顧問に日本人を置くこと。
(3)「統監府」を置いて日本が朝鮮の政治をとりしきること。
(4)外国の交渉も日本の外務省が行うこと。

 朝鮮の人々は、激怒して、全国で抗議行動に立ち上がりました。
 それが、反日義兵闘争となりました。
 農民、商人、学生、などあらゆる民衆が、武器を持って立ち上がったのです。
 こうした抵抗運動に対し、日本軍は村全体を焼いたり一般の人々を殺戮し、1907年から二年間で14500人あまりの朝鮮人が殺されました。
 反日義兵闘争の兵士に、「安重根(アン・ジュングン)」がいました。
 安重根は、「韓国(朝鮮)を植民地として扱う指揮者は伊藤博文である。大韓独立のため伊藤を殺す」と伊藤博文を暗殺します。
 安重根があげた伊藤博文の罪は次のようなものです。
(1)ミンビ(韓国王妃)を殺した罪。
(2)韓国皇帝を廃位させた罪。
(3)第二次、第三次日韓協約を結んだ罪。
(4)国権回復に立ち上がった多くの義兵を殺した罪。
(5)韓国の政治、その他の権利を奪った罪。
(6)韓国人が望んで日本の保護を受けたのだと世界を偽った罪。
(7)東洋平和を破壊した罪。
 今日、安重根は北朝鮮や韓国で、朝鮮民族の英雄として尊敬されています。

 1910年、江華島侵略事件以来つづいた日本の朝鮮侵略の総仕上げとして韓国「併合」条約が強制調印されました。
 朝鮮総督・寺内正毅は「日本人に従わない朝鮮人は死ね」と言い放ち、「武断政治」を行いました。
 武力による暴力的な支配が行われ、多くの朝鮮人が殺され、土地の所有権も奪われました。

 朝鮮民衆は苦しみ抜き、3・1独立運動など抵抗運動をしましたが、日本は武力で弾圧し多くの朝鮮人をひどい拷問にかけたり虐殺をしました。

 日本では関東大震災があり、「朝鮮人が井戸に毒を投げた」というデマが流され、6000人以上の在日朝鮮人が虐殺されました。

 日本は、中国、さらには南方へと拡大する侵略戦争のために、皇民化政策が行われました。
 皇民化政策とは、日本の天皇のためにすすんで命を捨てられるように、朝鮮民族の誇りや文化や伝統を根こそぎ破壊することです。
 皇国臣民の誓詞を強制し、神社参拝を強制し、朝鮮語使用を禁止し、日本の名前に創氏改名させ、それに従わない者は拷問・虐殺されました。
 さらに、戦地の最前線の労働に「軍属」として15万人以上の朝鮮人が動員され、「皇軍兵士」として23万人もの朝鮮人が日本軍の下で働かされ多くの朝鮮人が殺されました。
 10〜20万人の朝鮮人女性が「従軍慰安婦」として強制売春させられました。

 1939年から敗戦にかけて、日本は沢山の朝鮮人たちを日本に「強制連行」し、炭鉱や土木作業現場で強制的に働かせました。
 その人数は、軍に徴用された人も入れると100万人を超えると言われています。
 食べ物は、腐っていることもある豆粕ぐらいで、栄養失調で亡くなったり、強制労働と虐待で6万4千人以上が死亡しました。
 「松代大本営」(戦時中に長野市東方の松代町の地下に天皇の仮皇居建設と大本営の移転を計画した)での強制労働では、秘密保持のため、施設の一区画が完成するつど、働いた朝鮮人労働者を殺したと言われています。

 日本政府はその後、1982年の教科書検定の際、「侵略」を「進出」に書き換えさせたり、「強制連行」についても「当時朝鮮は日本の領土で、朝鮮人は日本人として扱われており、強制的とはいえない」とする「検定意見」を出しました。
 日本政府は、過去への反省なしに「強制連行」の事実を隠そうとしているのです。

 終戦して、朝鮮は解放されましたが、アメリカとソ連の支配対立のために朝鮮は北緯38度線で分割され、南をアメリカ、北をソ連が占領支配してしまいました。
 その対立に巻き込まれ、朝鮮戦争が勃発し、日本はアメリカ軍の基地や下請けの軍需工場となり、アメリカ軍の兵器や軍需物質を作りながら、経済復興を遂げました。
 朝鮮民族の犠牲の上に、日本は経済発展したのです。

 戦後の朝鮮の解放当時、日本には徴用や強制連行などによって200万人を超える朝鮮人がいました。
 140万余りの朝鮮人が朝鮮に帰国しましたが、日本は朝鮮人労働者に対して、帰国するための配慮もなく、働いた賃金の支給や補償もありませんでした。
 68万人もの韓国・朝鮮人が日本に残りましたが、その理由は下記のようなものです。
(1)1946年コレラ発生のため、釜山港が閉鎖した。
(2)帰還船を待つうち、混乱の中、一家離散となった。
(3)朝鮮民衆がアメリカ軍政に抵抗し朝鮮南部でパルチザン闘争が展開された。日本にいた朝鮮人の90パーセントが、このような抗争地域の出身だった。
(4)朝鮮戦争が起こり、朝鮮全土が荒らされ、帰国する状況ではなかった。
(5)帰国する時の持ち帰り金は1000円までと決められていたので、経済基盤が日本にしかない人々は祖国に帰ることに不安を感じた。

 強制連行された朝鮮人のうち、6万人がサハリンに送られました。
 途中で、九州・広島への再移動があったりして、敗戦時には4万3千人の人たちが本人の意思とは関係なく残留を余儀なくされました。
 日本が朝鮮人を40年以上も異国に放置した責任は大変重いです。
 九州・広島の原爆では、後遺症で苦しんでいる人が40万人もいますが、その中には外国人だとして放置されている2万3千人の在韓被爆者と、7千人の在日韓国・朝鮮人被爆者がいるのです。

「日韓条約」では、日本政府は一貫として植民地支配を「合法」であったから「謝罪」=「賠償」の必要なし、としました。
 従って、韓国側に供与することになった「5億ドル」も賠償ではなく「経済協力」としました。
 またこの条約では、「韓国を唯一の合法政府」とすることで、南北分断を固定化して、北朝鮮への植民地責任は依然としてとられていません。
 「強制連行」の朝鮮人労働者の名簿などの資料について、日本政府は「書類は終戦時に焼却し、もうない」などと言って真剣に探そうともしていません。

 長くなりましたが、以上のことが書いてありました。

 2003年の12月に北朝鮮旅行をした時、日本から一緒に来られた添乗員の在日朝鮮人の方が、「拉致問題は、かつて日本が朝鮮を侵略した事までさかのぼって話し合うべきだ」と言っていました。
 在日朝鮮人の妻を持ち朝鮮語の翻訳業をされているY氏も次のように言っておられました。
「朝鮮は今だに戦争の痛手を負っている。旧ソ連や他の東欧諸国など共産圏の崩壊による経済困難、日本と国交は途絶え、韓国、米国とも対立していて、国際的に孤立している。日本にとっては第二次世界大戦はとっくに終わったことだが、朝鮮にとっては戦争は今なお続いているのだ。その認識の違いを理解しなくてはいけない」

 確かに日本は戦前・戦中に北朝鮮を侵略した事に対して賠償金・補償金を支払っていません。
 北朝鮮は痛手を負って、今なお経済困窮と食糧不足に喘いでいます。そうした事も、拉致問題の原因となっているのではないでしょうか。
 日本は北朝鮮を侵略して多くの朝鮮人を殺し、彼らの誇りと伝統・文化を踏みにじったのです。
 この謝罪(賠償、補償)をしないままに、日本は北朝鮮の犯罪を追及する資格があるでしょうか?
 日本が北朝鮮に謝罪(賠償、補償)をしないままに、北朝鮮を一方的に咎め経済制裁を行ったところで、北朝鮮が「ごめんなさい」と反省するでしょうか?
 私には、経済制裁は賢いやり方とは思えません。
 北朝鮮は余計に怒り、日本にミサイルを打ち込むか、在日の北朝鮮工作員がテロ攻撃してくるかもしれません。
 そこで、日本が米国と協力して軍事攻撃する事になると、お互いに罪に罪を重ねることになり、ますます真の解決と平和から遠ざかることになるでしょう。
 日本は、戦前・戦中に行った朝鮮侵略についてしっかりと公正な調査をして、北朝鮮に謝罪し賠償金・補償金を支払い、きちんと責任を取るべきだったと思います。
 その上で、北朝鮮の犯罪を追及すべきだったと思います。
 今後、政治家には、日本が北朝鮮に謝罪し支払うべき賠償金・補償金、北朝鮮が日本に謝罪し拉致被害者に支払うべき賠償金・補償金、日本がこれまで行ってきた北朝鮮への支援、など一つ一つ勘定して対応して欲しいです。

 皆さんは、どのような考えやご意見をお持ちになったでしょうか。
 何かありましたら、メールでもいただければ嬉しいです。
 それでは、良いお年をお迎えください。
 ごきげんよう。

 本は下記のページで購入できます。
「日本は中国・朝鮮になにをしたの? シリーズいま伝えたい……子供たちが聞きました」
http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/sub2.htm

ネット書店の下記のページでも購入できます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475030381X/qid%3D1104020985/249-3883608-1431558

映画「侵略」上映委員会のページ
http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/

森正孝氏の「拉致・核問題と日朝交渉〜日本人からの発言」のページ
http://www1.ocn.ne.jp/~sinryaku/rati.kakumondai.htm

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【イラン関連のイベントや映画情報】
http://www.moji.gr.jp/iran/
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【クルド人難民座り込み支援緊急キャンペーン】
ジャマルさんを支援する会
UNHCR前(国連大学前)連続座り込み クルド人の2家族12人
http://www.bekkoame.ne.jp/~pyonpyon/fjc/j.htm
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【メールマガジン】
「イラン映画を知ろう」(イラン映画の情報が得られます)
http://excite.freeml.com/cats/entertainment/movie/movie/docudrama-freeml.html
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【アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名運動】
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/
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【反戦デモ・シンポジウムのお知らせ】
WORLD PEACE NOW もう戦争はいらない
http://www.worldpeacenow.jp/



2004年12月26日(日)「只今織っている布-2」



織り上がったので湯通しすると、強撚糸を使用しているため、サイズが幅57センチ×470センチまで小さくなった。仕立てはこれから。











2004年12月17日(金)「只今織っている布-1」


 ジャケットを作るつもりで、幅69センチ×500センチの布を織っている。下記の左右の写真は同一のもの(夜、室内にて撮ったため色がくすんで見える)。少し伸縮性をもたせるために、ヨコ糸に強撚糸を使っているので、縮絨(湯通し)するともとのサイズよりかなり小さくなる。その後に洋服作り。





2004年12月13日(月)「北朝鮮問題/冷静に判断して欲しい」

 私は毎日好きなこと(創作活動)をしていて周囲の人々や生活におおかた満足しているが、そんな平穏な日常をちくちくと脅かすのは北朝鮮問題のニュースだ。
 横田めぐみさんの遺骨が別人のものだったとか、経済制裁を求める声や、朝鮮半島有事のための日米共同作戦計画など……。
 北朝鮮旅行ツアーで日本から一緒に来られた添乗員の北朝鮮人の方が、「拉致問題は、かつて日本が朝鮮を侵略した事までさかのぼって話し合うべきだ」と言われていたのを思い出す。
 日本は太平洋戦争時に北朝鮮を侵略した事に対して賠償金など支払っていない。そうした事も、拉致問題の原因となっているのではないだろうか。政治家には、日本が北朝鮮へ支払うべき賠償金、北朝鮮が拉致被害者に支払うべき賠償金、日本がこれまで行ってきた北朝鮮への支援、など一つ一つ勘定してから、北朝鮮への対応を決めて欲しい。

 帝京大学のDNA鑑定によると、横田めぐみさんの遺骨が別人のものだった、ということだがすぐには信じられない。
 「A」(森達也監督)というドキュメンタリー映画がある。これは、地下鉄サリン事件以降のオウムを追ったドキュメントで、オウム真理教信者の内面に深く迫っていく傑作だ。
 この中に、公安がオウム信者をわざと転ばして、自分も自ら転び怪我をしたふりをして、オウム信者を逮捕した場面があった。
 幸い、森達也監督がこのシーンを撮ったビデオを弁護士に渡して警察側と交渉したため、このオウム信者は釈放された。
 そして、オウム真理教団がこのビデオを証拠として、東京都(警視庁)に対して裁判を起こした。第一審では、オウム真理教団が勝利した。
 だが第二審では、警視庁側のある学者が「ビデオ映像の分析の結果、オウム信者が公安を転ばした」と証言し、オウム真理教団が負けた。
 その後、そのオウム信者は、住民票を提出していない場所に住んでいたという理由で再度、別件逮捕となった。これは警視庁の嫌がらせだ。
 この警視庁側の学者の分析は信用できない。本当のことはこの映画を見ればわかるように、明らかに、公安がわざとオウム信者を転ばしているのだから。
 このように、国家権力は、不審だと思われる存在には容赦なく圧力をかけていくのである。
 だから、横田めぐみさんの遺骨が別人だったと言われても、その分析が信用できるのかどうか、すぐにはわからない。本当だろうと思うけど、もしかしたら嘘かもしれないという感じもつきまとうのである。

森達也監督の公式サイト
http://www.jdox.com/mori_t/index.html



2004年12月6日(月)「ドキュメンタリー映画『アマゾンの読経』(岡村淳監督)」

 ブラジル移民はコーヒー園労働力の需要にもとづいて1908年の会社契約移民に始まり、戦争で途絶するまで約19万人の日本人がブラジルへ移住した。
 第二次世界大戦後、日本の景気がどん底にあった頃、国の政策として日本人がブラジルに移住していくことが再び推奨された。
 移住していくのは、広島、長崎で被爆した人々、石油の発展で失業した炭鉱夫など社会的に弱い立場の人が多かったようだ。
 こうした人々が、新天地に夢を抱いて次々とブラジルへ渡った。
 だが、現実は厳しく、新大陸での農業に不慣れだった移住者たちは最初の入植地で失敗すると適地適作物を求めて、あるいは農業に見切りをつけて他の地へと転出を繰り返していった。
 そして、現地で果てて亡くなり、現地に葬られ無縁仏となった。
 数多くの無縁仏の墓標は朽ち、墓泥棒に荒らされ、植物が伸び放題となり、墓を守る者もなく、密林の中に埋もれていった。
 その映像は衝撃的だった。
 日本海外移住家族会連合会の初代の事務局長を務めた故・藤川辰雄氏が、「彼らを棄民にしてはならない」と日本政府のずさんな移住地への対策や脱落者への援護を訴え続けた。移民を送り出した外務省や海外移住事業団(現在の国際協力事業団)からは疎まれた。
 藤川氏は、「日本に海外開拓移民のみたまを迎えて、その菩薩を祈ってあげよう」と移民たちが夢にまで見たであろう母国の富士山を望む場所に観音像を建てることを思い立ち募金活動を始めるが、予算の一割しか集まらず、土地代も高いこともあって断念せざるを得なかった。
 そして1978年、ついに伊豆大島の山林を私財を投じて購入し、海外開拓移住者菩薩・富士見観音堂を建立して自ら移り住んだ。
 しかし1986年、藤川氏は無縁仏供養のためにアマゾンに渡り、謎の死を遂げる。
 地元の警察の推測では、川岸で無縁仏の供養中に、暑さから川で水浴をして溺死した、ということだ。
 だが、藤川氏が最後に遺したメモには、「無縁仏が呼んでいる声が聞こえる」「事故死の霊感を受けるに至る」と書いてあった。
 このことから藤川氏は死を覚悟の上でアマゾン川に入水し、無縁仏の側に逝ってしまったことが窺える。
 カメラは、藤川氏が生前つき合った人々の証言などから、謎の死の背景にあるものを追っていくのである。

 藤川氏が亡くなった後は妻の和子夫人が女一人で富士見観音堂を守り続けていた。二人の間には子供はいなかったので、和子夫人が亡くなった後は富士見観音は無住となった。
 ボランティアで管理している老婦人はこう言っていた。「誰もいない富士見観音を掃除をする度に空しくなる。私もいつまでも生きているわけではない。藤川さん、どうして観音堂を作ったのよ」
 この富士見観音堂そのものが、無縁仏になりそうなのだ。
 人々の証言によると、藤川氏は生前「宇宙には報われない無縁仏の魂がたくさん漂っている。私は彼らを救いたい」ということを言っていたそうだ。
 最後は、日本ブラジル交流協会の人々などが富士見観音堂にやってきて、みんなで掃除をする場面が映し出される。ボランティアの老婦人は「何かが始まりそうな予感がする」と明るい顔で言っていた。
 
 私個人は、こういったボランティアの掃除が長く続くのかどうか、少し不安になった。 私の頭の中では、藤川辰雄氏の深い絶望が、アマゾンの奥地で朽ちてしまった無縁仏の絶望とシンクロしている。

 藤川氏は、ブラジルで夢破れて無縁仏になった移民たちを救いたいという慈悲と正義感を持って私財を投げ打ち全人生を賭けたゆえ、最後は絶望し亡くなられた。無縁仏となった移民たちと同じ運命を辿り、氏が遺した富士見観音堂も無縁仏となりそうなのだ。
 このことは今の日本で起きていることと地続きである。
 戦争で無慈悲に殺された人々を救いたい、世の中を平和にしていきたいと心から願って平和活動をしている人々が、国家から「反日分子」としてマークされ、マジョリティーから「変わった人」と見られて、生きにくくなる。平和への強い意思を持って反戦運動など平和活動に身を捧げるほど、マジョリティーから排除され就職も難しくなり、金儲けや結婚などの現世の幸せを得にくくなる。健康も害しやすくなるだろう。
 慈悲と正義感を持って世の中を救おうとすればするほど、問題の根深さに直面するばかりか人生にまで絶望せざるを得ない世の中なのだ。
 イスラエルによるパレスチナへの侵略に憤りを感じて抗議運動をされていた桧森孝雄という方が、2002年3月30日に日比谷公園で焼身自殺をされたのを思い出す。

 世の中の動きの犠牲になって不幸になったり死亡された方々の悲劇を救おうと世界に立ち向かっても、個人の力だけではどうにもならない事なのだろう。結局のところ、人々の意識が高まり市民の理性が国を動かすようにならなければ、世界は前進しないのだ。平和への願いを実際の行動に移していく勇気と優しさを持つ人間が増えていくことが真の解決につながる。
 藤川氏が、行方不明となった当日の最後のメモには、こう書いてあったそうだ。
「われを知り、心ある人には、日本であろうとブラジルどこであろうともこの祈りが通じ、読経が聞こえるはずである。すべてが狂った今の世に対して、『アマゾンの読経』と題して、書いてくれる人があれば、必ず心を動かして目を覚ます人々があるはず」。 
 その心を汲んで、岡村淳さんが「アマゾンの読経」と題したドキュメンタリー映画を制作された。
 それにしても、岡村さんは主人公の魂のレベルまで表現することのできる稀有なドキュメンタリー作家なのだと感服した。前に上映された「郷愁は夢のなかで」というドキュメンタリー映画も主人公の魂が痛いほど伝わってくる傑作だった。「郷愁は夢のなかで」を参考にして書かれた星野智幸さんの「砂の惑星」という小説があったが、正直言って登場人物に魂を感じなかった。テクニックを駆使してとても上手に書いてあったので芥川賞候補になっていたが、「砂の惑星」よりは岡村さんの「郷愁は夢のなかで」の方が人の心の深いところを揺り動かす力があった。

 ところで、全人生をやりたい事や仕事に賭けるというのは、本当に良いことなのだろうか。全人生を賭けた仕事をすることで人々が救われ報いがあるなら、それはそれで素晴らしいことだと思う。
 しかしいくら価値ある活動でも、人々から求められていないのに全人生を賭けると、藤川氏や売れない作家やアーティストのように、自分の作ったものや活動が人々から評価もされず必要ともされず役にも立たず、無意味なものとなり本人は絶望していくのではないだろうか。
 その絶望は、全人生を賭けるほど大きい。
 そもそも、思い入れを深くして全人生を賭けたり、観音堂などのモニュメントを建てたりしてしまうのは、もともと人生に空虚感があるためだと思う。空虚感に耐えられないから、自分が存在する意味を確固たるものにしようと全人生を賭けたり、モニュメントを建てたりして生きる証を得ようとするのだろう。
 政治家も空虚感や自信のなさや不安があるから、自分の国の立場を確固たるものにしようと軍事力に頼ったり、意味のない言葉(例えば「テロには屈しない」という言葉)を絶対的なルールにしてしまおうとしている。絶対的なものに依存すると、空虚感や自信のなさや不安から逃避できるからだ。
 そういった生き方は病的だ。人間はもともと空虚病に取り憑かれた生き物なのだ。世の中には、無意味感や不安や空虚感から逃れるために何かを遺そうとしたり何かに全人生を捧げるのが美学になったりあくせく仕事をしたり、宗教やセックスや麻薬など陶酔を追求したりする人が多い。徹夜したりお酒を飲み過ぎたり煙草を吸ったりコンビニ弁当やインスタント食品やジャンクフードを食べたり、外見を良くするために栄養を摂らずにダイエットをするなど、こういった不健康なことも、長生きしてもしょうがない、という空虚感があるためではないだろうか。自分の中にある空虚病を自覚して、空虚病に振り回されないようにコントロールすることが必要だと思う。
 そのためには、他人の評価や賞賛を必要としなくても、自分一人で生きることを楽しめる何かを持つことが大切だと思う。それが、慈善や平和のための活動や文学や芸術に携わることであったら、あくまで充実感や楽しみを得られる範囲内で関わっていくことが大切だと思う。
 好きなことや楽しいことがあったら、この世の中を愛おしむ気持ちや改善していきたいという気持ちが出てくるし、元気に長生きしようと健康にも注意したりする。この世の中を愛おしむ気持ちがあったら、国益のために、戦争などして地球を汚染したり大量殺戮したりしないと思う。
 今、存在していることだけで十分じゃないか、と言ったインディオのような境地になりたいものだ。

 映画の中で、人々が故・藤川氏についていろいろなことを証言していたが、どこまで信用できるものだろうか。もしも私が死んだ後、人々が生前の私について証言するのをあの世から見聞きすることができたら、「ああどれもこれも違う…もう」と地団駄を踏むに違いない。
 藤川さんの建てられた観音堂やブラジルの無縁仏の管理は、日本政府が行えば良いのではないだろうか。日本政府にも責任がある
 いつか伊豆大島に行ったら、海外開拓移住者菩薩・富士見観音堂にも立ち寄ってお祈りしたいと思う。

 岡村淳さんのホームページ
http://www.100nen.com.br/ja/okajun/

 この映画を「お気に入りの本と映画」のページに入れた。



2004年12月2日(木)「寺村祐子 染織展」


 昨日、寺村祐子の染織展に行った。左の写真は案内はがきに印刷されている、うろこ織りのタペストリー。端は昼夜織りで、本体に継いである。写真で見るよりも、実物の方がはるかに良かった。糸はすべて草木染めで、手紡ぎ。馬の毛を織り込んだものなど他にも大きなタペストリーが何点も展示されていた。素朴で気品がある作品だった。染織の良さを生かしたタペストリーだと思う。感動もしたし勉強になった。染織好きな人にとっては見る価値あり。カシミヤマフラーもあった。ミニマフラーで3万円。タテ糸が密に並んでいる綾織りで、ヨコ糸はほとんど見えなかった。寺村祐子氏は、女子美術大学の教授でもあり染織の研究をされて本も沢山出しておられる。
 千疋屋ギャラリーにて。12月4日まで。
 http://www.senbikiya.co.jp/main-gallery.htm

















2004年11月26日(金)「ヨン様フィーバーは日本人女性の心の空虚の現れ」


 昼食を食べながらテレビを見ていると、毎日、韓国人俳優ぺ・ヨンジュンのことと熱狂するファンのことを放映している。日本人女性たちの「ヨン様」ファーバーには不快を感じる。
 もともと、日常の退屈や不安を打ち消すために、何かに熱狂したい興奮したいという欲望があり、それが吹き出しているという感じだ。彼女たちは、そういった熱狂・興奮の対象を作り上げなければ、日常がつまらなくて仕方ないのだ。自分自身の中に希望を見つけられない、心の空虚な女性たちが、ドラマの俳優に勝手なイメージを抱き夢中になる。仕事や趣味を楽しんで充実して生きている人なら、ドラマの俳優が自分の生き甲斐になることはない。人生にやりたいことがあったら、ドラマの俳優を追いかけるような暇な時間はない。「ヨン様」フィーバーは、日本人女性の心がいかに空虚か、世界に知らしめているようで、私は恥ずかしい。

 恐ろしいのは、こういった空虚な人々が世の中には老若男女大勢いて、彼らが社会・経済を動かしているということだ。
 空虚な心を簡単に誤魔化すことのできる、安易な純愛ストーリーの娯楽のドラマ・映画・文芸が売れに売れ、勢力をのばしていくのである。ブランドのアートや衣類が売れる構造もこれと同じだ。ブランド品を所有することにより、空っぽの心が満たされるような気がして自信を持てるような気がして、ますますブランドを追い求めていく。「カワイイ」「イケメン」がモテるのもこれと同じことだ。「カワイイ」「イケメン」の顔を見て勝手なイメージを抱き、自分の心の空虚を満たそうとする。
 資本主義国は、自分の中に希望を見出せない空虚な人々が多ければ多いほど、空虚を誤魔化そうとすればするほど、人気が出たり商売繁盛したりする歪んだ世の中だ。
 なぜこうした歪みを、人々は変えていこうとしないのだろうか?



2004年11月25日(木)「手織の原点」

 手織が、小説や映画や絵画など文芸・芸術と決定的に違うのは、他者を必要としないところではないだろうか。例えば小説は、読者を必要とする。まったく読まれることのない小説の存在意義は無いに等しい。映画も絵画も、他者に鑑賞してもらうことを必要とする。小説や映画や絵画などは、他者の目に触れてはじめて作品としての価値が出てくる。
 しかし手織は違う。自分の好きな色や素材の糸を使い、ただ織ることをひたすら楽しみ、織り上がった布は自分の服にしたり、マットにしたり、壁掛けにしたりする。たった一人でも、織ることを楽しんだ後は、その手織布を着たり使ったりして充足できるのである。
 私は冬になると毎年、自分の手織布で作ったベストやジャケットやプルオーバーを着ているが、手織布はとても暖かく、おかげで熱が出るような大きな風邪をひかなくなった。市販のウール素材の服よりも、手織布の服の方が空気を含んでいるせいか格段に暖かいのである。手織布に感謝である。
 古今東西において、家族の健康を願いながら手織をして、服をつくったり、自分たちが使いやすいと思えるマット類など生活用品を作ったり、部屋を飾るものが欲しい時にはタペストリーを作ったりしていた。
 このようにして、家族のために織ったり、自分たちの生活を豊かにするために、手織の文化が栄えてきた。
 傑作を作って評価を得たり、商売をするため、というよりは、もともとは自分たちが生活するために織っていたのである。
 織とは生活に根ざした文化なのだ。
 織る時には、まず糸選びから始まる。紡いで糸から作る人もいるだろう。この時、何より大事なのは、自分はどういったものを作りたいのか、ということである。
 自分が好きな色、好きなデザイン、どういった生活様式にしたいか、など自分のイメージをふくらませていく。価値観や生き方が自分の織物に反映される。そして、その手織布は、衣類となって寒さから自分を守ってくれたり、生活用品として日常を豊かなものにしてくれる。
 手織とは、自分を発見し、自分のための仕事であるのだ。手織の原点とは、自分を大事にするところにある。

 私も手織の原点を大事して、これからは洋服もどんどん制作していきたい。
 今度制作するのはジャケット。まずは、60センチ幅×500センチ長さの布を織ることから始める。



2004年11月19日(金)「家族会、救う会、拉致議連が国を動かすのは迷惑だ」

 家族会、救う会、拉致議連が、「北朝鮮への食糧支援の凍結はもとより、今こそ経済制裁の発動を決断すべきだ」と、日本政府に制裁発動を求めた。
 北朝鮮が行った拉致事件は許されない犯罪であるし、被害者の方々の心中を考えると心が痛む。
 しかし、彼らの発言のせいで、日朝関係がますますこじれて米国が「北朝鮮は脅威だ」と戦争でもおっぱじめたら日本も打撃を受ける。私は拉致被害者のために死にたくない。彼らの発言は、正直言って迷惑だ。
 家族会、救う会、拉致議連は今や日本を動かす権力者ではないか。
 彼らは、日本政府による経済制裁ではなく、北朝鮮に賠償金を求めれば良いのではないだろうか。


「イラクで起きていること」

 イラクでは10万人以上の人が殺されているそうだ。宮内さんの日記には、次のように書いてあった。

 「イラク戦争の死者数は、これまでNGOの「イラク・ボディカウント」によると、1万人から2万人の間とされてきました。それに基づいて、イラク戦争の死者数を3万人以下とみなして、上記の原稿(若者の死を悼む)を書きました。ところが、その死者数が少なすぎるのではないかという指摘が「非戦」のチームメイトからありました。イギリスの医学誌「ランセット」(2004年10月30日)に発表された、新しい調査報告によると、イラク民間人犠牲者数は、最低でも10万人を超えているのではないかと推定されているそうです。これは米国ジョンズ・ホプキンス大学、コロンビア大学と、イラクのムスタンシリヤ大学による「米・イラク合同調査団」による学術調査ですから、客観的で、信頼がおけるものであると思われます。この「村落抽出調査」の時点では、まだファルージャなどが含まれていませんから、死者の実数はもっと多いのではないかと思われます。
くわしく知りたい方は、下記の「イラク戦争被害記録」をご覧ください。
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/lancet04oct.htm

以上転載はここまで。

 こうしたことが容認されている世の中は狂っている。


「ブッシュ再選、やっぱり不正が蔓延していた」

 アフリカ系アメリカ人もしくは少数民族居住区の住民や黒人の票は、破棄されていたそうだ。
詳しくは下記のページ。
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/11/by_2.html

 黒人など民主党支持のマイノリティ層が多い投票所で、共和党系の選挙委員らによって投票を認められない人が多く出たり、故意に事務処理が遅延させられて何時間も行列ができて多くの人があきらめて帰ったりしたそうだ。
これについては田中宇氏が言っていた。
http://tanakanews.com/

 星野さんの11月4日の日記
によれば、<アメリカの友人は、選挙時に、共和党シンパによるマフィア的な恫喝と騙しが、主に地方のアフリカ系住民やヒスパニック系移民に対していかに行われているかを伝えてきた。例えば、南部の、アフリカ系住民の多いある街では「投票率が高くなるから、投票日を二つにする。Republican(共和党)の方は火曜日、Democrat(民主党)の方は水曜日」(本当の投票日は火曜日) という知らせが配られた。アリゾナのヒスパニック系が多い町では、この友人の友人が選挙監視のために投票所に行って実際に目撃したのだそうだが、投票所に入ろうする有権者に、銃を持った共和党員が「国籍の証拠を見せなさい」と脅していたそうだ。この犯罪行為を、警察は制止しなかったという。「所得税を払ってない人、予備選挙に投票した人、監禁されている子どものいる人は、十一月の二日に投票したら、七年の禁固刑になる」という通達も流されたりした。>

 やっぱり不正が蔓延していたのだ。



2004年11月14日「もうすぐアップロード予定の織物」

織り上がったのだが、雨のため撮影中止。近いうち、「絵布」にアップロードの予定です。








2004年11月9日(火)「日本人のメンタリティー」

 ホームページの日記を書くなど一文にもならないことに時間をさきたくないのだが、日々生活していると違和感・不快感を感じることがあるのでつい書いてしまう。
 殺害されたイラク人質の香田さんについて「退避勧告が出てるのにイラクに行ったのだから同情する気にもなれないわよね」「本人はなんとかなると思ったんでしょ。甘いわね。殺されてざまあみろ、って感じよ」「香田さんの遺体運びにも沢山の税金がかかったのよ。税金がもったいない」という言葉をあちこちで耳にする。
 香田さんのイラク入りは無謀だったと思うが、それを非難する立場の人間はどこにもいないと思う。
 ブッシュ大統領が根拠もなくイラクの沢山の人々を殺し、虐待し、街や建物や大地を破壊し、放射能で汚し、イラク人の子孫にも大きな被害を与えているという大罪とそれを支持する小泉首相の罪には、みんなが目をつぶっている。そんな小狡くて利己的で臆病な市民たちが、旅行で判断を誤った若者を非難するのは卑しい行為だ。弱者が弱者をなじる、いじめのメンタリティーだ。



2004年11月3日(水)「只今織っているもの」


左の写真は、手織りの店「絵布」で制作注文を受けて織っているもの。携帯で撮ったので色が正確に再現できないけど(実際はもう少し茶色がかった黄色)、すべて草木染めの細い糸。タテ糸が1pに8本通っている大判ストールで多くの色糸を使用しているため、進みが遅い(すみません)。









これは、東京アートセンターで織っているもの。オーバーショット織り(綾織りの変化織りの一種)。タテ糸は、黒い細いウールが1pに8本通っていて、ヨコ糸はウールの赤糸と黒糸で柄を出している。通常、オーバーショット織りは硬めに仕上がるが、マフラーにしたいので柔らかい布にしている。もちろん試作。この模様の大判ストールをいつか商品化するつもり。カシミヤとシルクの混紡糸で織ったら素敵だろうな、と思っている。






 今日、岩村操さんの個展に行ってきた。草木染めの灰色やベージュ系の絣染めの大判ストール(畳一枚分ぐらいの大きさ)が沢山、壁に飾ってあった。一枚12〜14万円。ストールとして見ると高い値段だが、美術品として見ると高くはないと思う(良い素材で、しかも膨大な手間暇がかかっている)。絵画や陶器など、もっと高いものは沢山ある。

「香田証生さんが殺害された」

 本当に気の毒だった。ブッシュ大統領と小泉首相と自民党、その支持者たちの犠牲になって亡くなられた。
 香田証生さんが殺害された時の映像を見た。
 正直言って、吐き気がして最後まで見れなかった。武装グループは残酷だと思う人は、よほどおめでたい。武装グループ「イラク・アルカイダ機構」は残忍だけれども、ブッシュ大統領はもっと残酷なことをイラクに対して行っている。根拠もなく沢山の人々を殺し、虐待し、街や建物や大地を破壊し、放射能で汚している。その被害は、イラク人の子孫にも及んでいく。
 映像に出てきた武装グループは、まるで牛や羊の肉でも切るかのように香田さんの首を切っていた。
 彼らの心は怒りと憎悪で、人の命に対して無感覚になっていると感じる。
 何がそうさせているのか。
 私たちは、彼らの怒りと憎悪と、香田さんの死に向き合わなくてはならない。
 彼らをゴキブリのように叩きのめし殺すだけのブッシュ大統領と小泉首相に従っていると、彼らの怒りと憎悪は、やがて日本に住んでいる私たちに向けられるだろう。犠牲になるのは、いつも私たち罪なき市民である。

 米大統領選でブッシュが有力になっている。ブッシュが再選したらますます世界(アメリカも日本も)は悪くなる。アメリカの多くの人々は無知なのだろうか。それとも、情報統制で人々はブッシュが行っていることの実態を知らないのだろうか。



2004年10月29日(金)「新潟県中越地震/イラクでまた邦人人質」

 新潟県中越地震が起きた。10年ぐらい前には阪神大震災。次の大地震は関東にくるのではないか。他人事ではない。東急ハンズに防災用具を買いに行ったら、多くの商品が売れ切れていて、欲しいものがなかった。みんな同じようなことを考えているんだなあ、と思った。

テレビ朝日ドラえもん募金「新潟県中越地震被災者支援」(電話をかけるだけで100円の募金ができます)
募金電話番号: 0990-53-5000
http://www.tv-asahi.co.jp/doraemonbokin/

 長岡市の土砂崩れで、車ごと巻き込まれた母子三人。 余震が続き、自分たちまで土砂崩れで死ぬかもしれないのに、懸命に救出作業にあたっている東京消防庁ハイパーレスキュー隊の方たちをテレビで見て、かっこいい人たちだなあと心打たれた。2才の子供は助かったが、二人は亡くなられて無念だった。

 イラクでまた日本人の人質が取られた。どうして今の時期にイラク入りしたのだろう、と疑問に思うけど、もう捕まってしまいタイムリミットが迫っているのだから、無事を祈るしかない。今回の武装グループは、今までも人質を非道に殺害してきている悪質なグループだ。
 今、WORLD PEACE NOWによる「香田君を救え!首相官邸前緊急行動」のデモが毎日、18:00から衆議院議員面会所(集合場所)で行われている。300人以上が集まっているそうだ。

WORLD PEACE NOWによる「香田君を救え!首相官邸前緊急行動」のページ
http://www.worldpeacenow.jp/

その様子を映した写真のページ
http://www.mkimpo.com/diary/2004/save_koda_04-10-28.html



2004年10月20日「東京都<中学生セックス禁止>条例について」

 東京都の「青少年の性行動について考える委員会」で、中学生以下の性行為を都条例で禁止すべきではないかと議論されている。
 法規制によって、セックスを禁止しても意味ないと思う。
 そんな事をしても、根本的な解決にはならない。
 日本は、セックスの意味が崩壊している寂しい国である。
 中・高校生はセックスしたい放題、大人の間ではセックスレスが問題となっている。

 セックスの放縦とセックスレスの原因は同じだと思う。
 相手の異性についてどんな人か知ろうともしない人、相手の異性の気持ちや生き方や性格や趣味や方向性に関心を持たない人が多い。そういったものを知ってしまうと、陶酔してセックスするのが難しくなるから、相手の中身についてなど知らない方が都合が良いのだろう。
 そういう人々にとって重要なのは、陶酔させてくれる容姿を持っているかどうかなのだ。
 個がない社会や時代では、「カワイイ」「カッコイイ」容姿の人に性欲を抱き、相手が許せば簡単にセックスをする。
 セックスに飽きると、つきあった異性がつまらない人間だったことに気づき、セックスレスになっていく。
 沢山の異性と沢山のセックスをしても、異性と対話をしたりセックス抜きで遊んで楽しめる人はとても少ない。
 相手の異性がセックスや恋人の対象にはならないと知ると、途端に相手に興味を失うのだ。
 やりたい放題にセックスをしたりセックスレスになるのは、異性をかけがえのない人間として見る習慣がないからではないだろうか。
 人をかけがえのない人間として見る習慣がないから、学校でのいじめや、セックスの放縦の問題が生じていると思う。
 相手の事を知ろうともせずに勝手なイメージだけで、人をのけ者にしたり嫌ったりいじめたり、「カワイイ」「カッコイイ」と容姿に陶酔して簡単にセックスしたり、セックスに飽きたら異性に関心が失せたりセックスレスになったりしているのだ。
 セックスの放縦、セックスレス、いじめ、離婚増加、独身者の増加、少子化、これらは人と人との関係の結び方に問題があるのが原因だと思う。

 学校のいじめや放縦なセックスを防ぐためには、同級生がどういう人なのか、相手ともっと話をしたり、セックスの介在しない付き合いや遊びをいろんな異性と沢山経験してみたら良いのではないだろうか。
 相手がどんな人かを知れば、いままでバカにしていた人にも美点があったり、「カワイイ」「カッコイイ」と思っていた人でも実は劣等感が強く見栄を張りたがる人間だったり、いろいろ気づくことが沢山あると思う。
 相手の異性はどういう人間なのか、どういう美点や欠点があるのか、気持ち、性格、生き方、生き甲斐、好きなこと、考え方、方向性、などを知ることで魅力を感じて友達になることが、「恋人」など親しい関係になるための、第一歩だと思う。
 そのためには、個を確立しようと努力している必要がある。
 個がないと飽きられるし世の中つまらない人間ばかりになって愛が希薄になり、セックスレスになったり、独身者が増えたり、少子化の社会になってしまう。そうなると、若者は性欲をもてあまし、セックスがゲームになって、「カワイイ」「カッコイイ」人とやりたい放題ということになる。

 大切なのは、法規制ではなく、一人一人がかけがえのない個を持つ人間として成熟しようとする努力である。



2004年10月13日(水)「『ともだち刑』雨宮処凛・著(群像9月号)」


メールマガジンより

図書館で借りて読んでみました。
なかなか面白いと思いました。
新聞・テレビでは、青少年の犯罪や虐めや自殺など心に起因した問題が毎日のように報道されています。
そこでは、被害者や加害者の環境を、いじめがあったとかないとか、白か黒かという単純な見方で論じることが多いです。
でも現実は、とても複雑で、灰色で、微妙で、世界・社会の歪みの影響を、程度の差はあれ誰もが受けています。
その歪みをもろに蒙った人間や特に繊細な人々が、犠牲になっていくのではないでしょうか。
事件の加害者や被害者には、誰でもなりうるのです。
当事者は私たちではないでしょうか。
そういったことを考えさせられました。

話の内容は、中学生の時に体験した陰湿ないじめや友達関係の笑顔の裏にある憎悪の感情が、主人公の深い心の傷となり、地元の中学と高校を卒業して、美大受験のための東京の予備校に通うようになってからも、その頃のいじめの記憶を引きずり、やがて包丁を持って復讐を企てる、というものです。
主人公の「私」は、東京の美大受験のための予備校に通っていますが、受験のための絵の勉強を疎ましく思っています。
冬に帰郷し、中学時代の回想が語られます。
中学校の女生徒だった「私」には、複数の友達がいたのですが、とりわけ美人で気が強い「あなた」に強く惹かれるのです。
「私」も「あなた」も友達も同じバレー部に所属しています。
「私」はバレーがとても下手で、「あなた」はバレーがとても上手です。
そのうち、「あなた」や友達が「私」をバカにし始めて、それにバレー部の全員が同調し「私」はみんなから犬の「ポチ」と呼ばれるようになります。
ボールを追いかける「私」の姿が犬に似ている、という理由で。
「あなた」が投げたボールが、「私」の顔に当たると、みんなが楽しそうに爆笑します。
「私」は友達もいなくなり、授業の合間の休憩時間を一人で過ごすのが苦痛で、休憩時間をトイレの部屋で過ごすようになります。
いつものようにトイレの部屋で休憩時間を潰していると、「あなた」や他の同級生がトイレにやってきて、友達の悪口を言い合っています。
やがて、「あなた」や友達やバレー部の生徒たちは陰湿ないじめを「私」に繰り返し楽しむのです。
「私」は教師に相談しても、「あなた」や友達やバレー部の生徒たちは教師を味方につけてしまいます。

いじめといっても、普通の中学・高校でもよく見かける場面ではないでしょうか。
顔や頭の良い人、スポーツのできる人、気の強い人が中心的人物となってみんなが一斉に従う、というヒエラルキーがあり、それに従わない人や顔や頭が悪い人、気の弱い人はクラスの端に追いやられ孤立してしまう、という状況があります。
そういったヒエラルキーの中でできる人間関係は寂しいから、群れることが当然になり、群れを「友達」と呼び、一人でいることは異常なこととして見られるのです。
そういった学校では、一人でいることを楽しめないし、みんなの目を気にして孤立しないように排除されないように気ばかりを使い、そうしてできた「友達」も陰で悪口を言い合ったり、なかなか信用できる「友達」や心から楽しめる時間を持つことができません。
大人の社会と同じですね。日本は、人間関係障害に蝕まれているのです。
このことは、独身者増加、少子化の問題とつながる、日本全体の社会問題だと思います。

大人になっても、女性が一人で行動する、ということがなかなか当然の事として見られない、と思います。
レストランやバーなどの飲食店に一人で入ったり、ライブやイベントに、旅行ツアーに一人で参加できる女性がどれほどいるでしょうか。
生まれて、やりたいことをやって、死んでいく、その人生の主人公は自分自身一人なので、一人でも生きられることが大切です。
一人でも生きられるという前提の上に、相手を尊重した他人との関わりが生まれてくると思います。
でも日本の社会は、一人で生きる、ということを前提にしていません。
初めから、群れて行動することを人に求めるのですね。
相手がどういう人なのかを知って、その人の人間性や独自性を好きになって「友達」や「恋人」や「夫婦」などの人間関係が生まれると思います。
しかし、日本は民主主義国なのに、資本主義の価値観に基づいた目に見えない巨大なヒエラルキーのもとに人々が群れ、そこにそぐわない人々は排除されたり周辺に押しやられたりしていると思います。

この小説の主人公は、容姿も頭もそれほどではなく、中学のバレー部でもうまくいかず、美術系の予備校でもうまくいかず、自分に自信がないのです。
容姿・頭脳・才能に恵まれることと、自分に自信を持つこととは、違うことだと思います。
日本には、容姿・頭脳・才能の有無に関わらず、自信のない人が多いです。
自信のない人々が集団になって人間関係を作ると、どういうことになるのか、末恐ろしくなる話でした。

ただ、この小説では、なぜ「私」がそれほど「あなた」を崇拝し傾倒しているのか、少し理解できないところもありました。

----直伽の五段階評価------------
エンターテイメント度<★★★★☆>
芸術度<★★★☆☆>
テーマ度<★★★★★>
文体のパワー度<★★★★☆>
情報度<★★★★☆>
元気アップ度<★★★☆☆>
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2004年10月9日(土)「イラン映画『イラン式離婚狂想曲』」

 イランの様々な夫婦たちが離婚裁判所に駆け込み、終始喧嘩口論を繰り広げていた。妻たちにとっては、全人生を賭けた必死の闘いなのだ。14才の時、親によって結婚させられたというまだ学生の女の子が、おじさんのような年上の夫を相手取り、口角沫を飛ばして論争を繰り返していた。
 男には自由意志による離婚が認められ、女にはその権利がない。女には親権も認められない。
 夫を愛せない場合は、愛せないことを正直に毅然とした態度で主張し、男女差別の圧力を受けながら、自由と自立を獲得しようともがき闘う、イラン女性たちの姿が描かれていた。
「イラン式離婚狂想曲」のページ
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/catalog/99/jp/03/004.html

 「ドキュメンタリー映画『ザルミーナ物語・公開処刑されたアフガン女性』玉本英子監督」

 タリバン政権時代のアフガニスタンで、カブールのサッカー競技場で一人の女性が公開銃殺刑になった。彼女の名前はザルミーナ。死刑の罪状は夫殺し。
 玉本監督は、ザルミーナの家族やその村の人々、裁判の実情などを聞取りカメラに収めていく。

 前に、ザルミーナの公開銃殺刑をテレビで観たことがあった。その時は、いとも簡単に銃殺刑にされているのだな、やっぱりタリバン政権だな、という印象を持ったが、実はその印象は間違っていた。
 この事件は最高裁判所で扱われ、70頁に及ぶ調査記録も残されている。しかも金銭と引き替えにザルミーナは死刑を免れる判決がおりていたのだ。しかし、ザルミーナの家族は、彼女を救うためのお金は一切払わなかった。
 それどころか、「母を死刑にしてください」と娘は言う。
「ザルミーナは前から売春も不倫もしていました。夫と喧嘩をして殺害しました。人間以下の存在です。そのため私たち家族の名誉も傷つけられました。どうぞ死刑にしてください」と家族が救済のお金の支払いを拒否したため、ザルミーナは死刑になったのだ。
 アフガンの女性たちは淡々として言う。
「女性にとっては夫がすべてです。夫を尊敬しなければいけません。ザルミーナのことは理解できません」
 ザルミーナは、アフガニスタンの伝統と慣習によって殺されたのだ。

 「家族の名誉」という言葉から、「生きながら火に焼かれて」スアド著という本のことを思い出した。

 この二本の映像を見終わって、「女性にとっては夫がすべてです。夫を尊敬すべきです」と淡々と語るアフガン女性より、愛せないものは愛せないと堂々と主張し、愛のない結婚生活を終結させ自立と自由を獲得するために闘っているイラン女性の方が生き生きとしていると感じた。



2004年9月12日(日)「『千住博の絵を描く悦び』(光文社新書)」 「『悪童日記』アゴタ・クリストフ・著(ハヤカワepi文庫)」

メールマガジンより

皆さん、こんにちは。
「松直伽の遊房(あそぼう)」
http://www.matsunaoka.net
の直伽です。

東京は涼しい時もありますが、まだ暑いです。
(ヒートアイランド現象だということです)
ロシアのベスランでは、悲惨な学校占拠事件が起きました。
(とても悲痛な事件でした)
時々、こうした犠牲になられた方々について「不運だったのね」という人がいますが、私は「不運」とか「幸運」とかの問題ではないと思います。
ロシアが、チェチェン共和国に対する弾圧・支配を止めれば、こうした惨劇は起きないでしょう。
原因はロシア政府にあると考えます。
ロシアは、チェチェン人を何十万人も殺しているわけですから。
復讐されることはわかっているはずです。
気分が暗くなるのでこのような話題はやめて、さっそく本の紹介をします。

「千住博の絵を描く悦び」(光文社新書)

これは、千住博氏が京都造形芸術大学などで講演をされた内容が本になったものです。
この講演により、学生たちの意識が高くなり作品も変わってきたそうです。
趣味で芸術に携わっている方、これからやってみようとしている方に、お薦めの本です。
あまり芸術に関心がない方でも、絵画に一生を捧げてしまった氏の情熱と芸術創作を通して自分を高めようとする生き方に、感銘されることでしょう。

千住博氏は、次のように言っておられます。
絵を描くということは、自分にあるものは何か、ないものは何かを見極めて、自分のものではないもの、つまり不純物をどんどん取り除いていくことが大切です。
不純物を捨てて捨てて残ったものが自分の描くべき絵画なのです。
絵画とは問いかけであり、宇宙や神に対する質問の歴史が芸術の歴史なのです。
同じ人間として、この宇宙の不思議、空間に対する不思議、それを不思議だよね、そうだろう? なんなんだろうね? と語り合い、コミュニケーションをすることが芸術なのです。
同じ感動を分かち合って共感をして、私たちは皆同じだ、と知ること。
そのことを伝えていくものが芸術なのです。
インターナショナルとは、「かつてあった、しかし忘れてしまっている大切な何かを他の民族に思い出させること」なのです。
絵画とは、世の中のわけのわからない不思議に対する問いかけであり、いい作品であればあるほど、見る人の心の鏡になって様々な思いや想像、記憶を引き出すツールになっていくのです。
絵画においては、リンゴを二つ描くということは、二つのリンゴの関係や空気を描くことなのです。
一方、イラストレーションとは、わかっていることの説明図です。
他のものに見えてはいけません。
リンゴはリンゴに見えなくてはいけないのです。
これが絵画とイラストレーションの違いなのです。

このようなことがこの本に書いてありました。
世の中では、タレントのコスプレ写真が村上隆の作品というだけで300万円以上したり、漫画みたいなイラストが奈良美智の作品というだけで300万円以上したり、たいしたことのない小説(山田詠美と同程度)なのに、若いから(おまけに美人で)すごいという評価で村上龍が10代に芥川賞を受賞させて文学の世界を活性化させたり……消費者としては、騙されているのではないかと思うことがしばしばあります。
逆に、地道に貴重な作品を生み出している画家や小説家が、困窮しています。
アートや小説の技術を商売にして食べていくとはどういう事なのだろう、と不思議に思います。
そのため、アートや小説の世界には少し不信感があるのですが、千住博氏の生き方は素晴らしいと思いました。
千住博氏は、賞やお金のことは眼中にないようで、何よりも絵画を描くことが大好きで、より完璧な作品を生み出そうと夢中になって描いていて、いつの間にか絵画に一生を捧げてしまっていた、という画家です。
絵を描くことで彼自身が癒され元気になるのです。
そのひたむきさ、情熱、求道者のような生き方に心を打たれました。

「悪童日記」アゴタ・クリストフ・著(ハヤカワepi文庫)
二人の双子の少年たちの視点から、戦時下の疎開生活を描いています。
戦争、占領、死、安楽死、孤独、貧しさ、飢え、異常な性行為、サディスム、いじめ、暴力、差別、強制収容、大量殺戮など、戦争という極限状況の中で、人々が荒廃している生態が描いてありました。
陰鬱でも悲壮感漂う小説でもなく、子供の視点から作文調にさらりと描いてあったので読みやすかったです。
作文調のためか、読んでいる時にはオブラートを介して眺めているようで、あまり臨場感を感じなかったのですが、読後に身体の芯が震えはじめて止まらない衝撃を受けました。

----直伽の五段階評価----

エンターテイメント度<★★★★☆>
芸術度<★★★★☆>
テーマ度<★★★★★>
文体のパワー度<★★★☆☆>
勉強になる度<★★★★★>
元気アップ度<★★★☆☆>

次回から、このメルマガは2〜3ヶ月に一度ぐらいの発行となります。
(気に入った本や映画と出会ったらもっと早くなるかもしれませんが)
それではまた。

【気になるイラン映画】
「イラン式離婚狂想曲」
10/5(火) 18:30〜 御茶ノ水・アテネ・フランセ文化センター
場所については下記のページへ
http://www.athenee.net/culturalcenter/

「イラン式離婚狂想曲」の解説
http://www.city.yamagata.yamagata.jp/yidff/catalog/99/jp/03/004.html
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【イラン関連のイベントや映画情報】
http://www.moji.gr.jp/iran/
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【気になるその他の映画】
「華氏911」マイケル・ムーア監督
9.11とブッシュ疑惑の全真相を暴く!
http://www.michaelmoorejapan.com/
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【クルド人難民座り込み支援緊急キャンペーン】
ジャマルさんを支援する会
UNHCR前(国連大学前)連続座り込み クルド人の2家族12人
http://www.bekkoame.ne.jp/~pyonpyon/fjc/j.htm
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【政治】
中村敦夫・公式サイト
http://www.monjiro.org/
(日記風のエッセイに共感します)

小林イチロウと明るい未来計画
http://1ro711.org/
(未来計画に共感します)
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【メールマガジン】
「イラン映画を知ろう」(イラン映画の情報が得られます)
http://excite.freeml.com/cats/entertainment/movie/movie/docudrama-freeml.html
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【アメリカの戦争拡大と日本の有事法制に反対する署名運動】
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/
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【反戦デモ・シンポジウムのお知らせ】
WORLD PEACE NOW もう戦争はいらない
http://www.worldpeacenow.jp/